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【大手前大学通信】日本語教師は本当にブラック職種なのか。

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昨日通信授業が始まったばかりですが、週末ということで一休みし、日本語教師の現状について書いてみようと思います。

日本語教師というキーワードでインターネット検索すると、やれ大変だとか、キツイだとか儲からないだとか、続かず辞めるだとか、ネガティブワードがわんさか出てきます。

ほんと冗談ではなく、読めば読むほど気が滅入ってきます。

あくまでも情報ですし私自身は現場を知らないので、どこまで本当なのか定かではありませんが、こうあまりにもたくさん目にすると、ある程度真実なのかなぁという気がしてきます。

ではなぜそんなネガティブ要素満載の職業なのか、ある程度調べて知った理由をいくつかあげてみます。

・給料が安い
とにかく金銭面をあげる人が多いです。割が合わなすぎるとか、生活していけないだとか・・・。
求人サイトを見ると、国内の場合、非常勤で未経験でも時給1700円 など、事務職に比べそんなに悪い気はしません。ところが授業以外の準備や採点など、仕事に費やした時間を包括的に考え時給換算すると、ガクッと下がってしまうのだそうです。また非常勤ですと、学校に長期の休みがある場合、その間は無収入となってしまうのも、かなりの痛手とのことでした。海外の学校の求人広告を見ると、例えば台湾の場合3万元くらいで、これは大卒の初任給くらいにあたるらしいのですが、日本人が日本で生活する感覚ではとても暮らせないといいます。

・環境が不安定
突然生徒が辞めたり、先生が辞めたりすることはよくあることらしく、急に担当外の授業を任されるのだそうです。ただでさえ準備に時間のかかる仕事なので、拘束時間が更に増えるというのは確かにつらいですね・・・。学校運営そのものも不安定なところが結構あるといいます。

・拘束時間が長い
上の2点にも関係していますが、拘束時間がとにかく長いのだそうです。学校にいる時間が長いのはもちろん、人によっては起きている時間すべて仕事のことを考えているといいます。

いくつか大変な理由についてあげてみましたが、これまた多い傾向としてあげられるのが、大変だけどやりがいはあると感じている人がたくさんいるということです。働く上でとても大事な要素なので、やりがいがあるというのは救われた感じがします。

私自身はどう思うか。日本語教師になって一儲けしてやろう!などとは決して思っていませんが、せめて生活の不安を感じることなく過ごしていきたいなとは思います。

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