「人」がテーマの1日目を終え、2日目のテーマは「場所」です。
集合時間は朝の弱い私たちに合わせてくださり10時。更に宿泊施設まで市の方が車で迎えに来てくれました。本当にありがたいです。
ゆふいんフローラハウスで採れた新鮮な野菜をはじめとする朝食をゆっくりと味わい、支度を整えていると、約束の5分ほど前に外でおしゃべりが聞こえてきました。
慌てて下に降りるとみなさんが笑顔で迎えてくれました。
前日に宿の方に聞いていたのですが、由布院は土壌の良い土地らしいです。野菜もおいしかったですし、空気のおいしいことと言ったらもう。細胞が喜んでいるのがわかります。
まず最初に向かったのは由布エリアと狭間エリアにある空き家。ちなみに由布市は由布、塚原、庄内、狭間の4エリアで構成されています。
今回はエリアなども含めて具体的に検討しているわけではなかったので、参考程度に3軒見学させていただきました。
由布エリアで見学した2軒はどちらも温泉付きの家でした。何となく別荘のような雰囲気もあって、こんな所で穏やかに過ごすのもいいな・・・などと想像を膨らませていました。
狭間エリアの1軒は、売却の多い空き家バンクでは少数派の賃貸物件。平屋なのでマンションに慣れている私には馴染みやすかったです。由布市の中で狭間エリアは大分市に隣接しているので、ベッドタウンの雰囲気がありました。スーパーなども充実しているので暮らしやすそうです。
空き家見学の後、県の方がおすすめの飲食店で大分グルメランチをいただきました。その後、近くにあるわさだタウンへ。わさだタウンは大分県の中では駅周辺に並ぶ大型商業施設。大分の方は何かあればわさだタウンだそうです。昨日お会いした移住者の方も、大抵のものはわさだタウンで間に合うと話していました。
1時間ほどフリータイムをいただきスーパーなどを見た後、都内の移住イベントでお会いした地域おこし協力隊の方が活動している場所へ向かいました。
私たちが見学した時はまだ再生の途中段階でしたが、現在は完成して移住体験を主とするカフェなど複合施設となったようです。
由布市というと、由布院温泉のある観光エリアや塚原高原のイメージが強いですが、庄内エリアも眺望が素晴らしくて素敵な所だということを初めて知りました。もっと全国の人に庄内エリアの景色が知られるようになればいいのにと思います。
2日目の最後に訪れたのは湯平温泉。由布院温泉より歴史の古い湯平温泉は、だいぶ寂しい雰囲気でしたが味のある温泉施設が点在していました。
市の方の粋な計らいで、そのうちのひとつである銀の湯に立ち寄らせていただくことに。思いもよらず地元の常連の方と良泉をご一緒させていただきました。
束の間ではありましたが、今日の湯加減はどうだとか、銀の湯の湯量の変化など地元の方ならではの話を聞くことができました。
宿に戻った後は、昨日お伺いした鮨Dining 潮へリピート訪問。宿内の温泉にも入り、温泉三昧の1日を終えました。