ジョージブラウンカレッジで英語を習ってからというもの、お稽古ごとにハマッてしまった私。
カルチャーセンターみたいな所ってないのかなぁと探していると、「Toronto District School Board 」の「Countinuing Education」なるものをみつけた。
これはいわゆる「市民スクール」の「生涯学習講座」で、管轄地域に住んでいる人であれば誰でも受けることができるもの。
アートに音楽、料理、ビジネス、コンピュータ、スポーツ、ダンスなどなど、レッスンの種類は幅広い。
週1日で、約2ヶ月間。授業料は高いものでも100ドル程度。
これはやるしかないということで、以前から憧れていたラテンダンスを申し込んだ。
レッスン初日。友達4人で意気揚々と乗り込んだのは、Eglinton駅近くにある公立学校の体育館。
初級レベルだけあって、そこに集まっていたのはダンスとは無縁そうな人ばかり。
EARTH WIND & FIRE のメンバーにいそうなタイプの先生の自己紹介から始まり、一通りみんなで挨拶をすませる。
初日の内容は、サルサの基本ステップだった。
適当にペアに振り分けられ曲に合わせて足を動かしてみる。動きはシンプルなので、ただ動かすだけなら全く問題ない。
ところが組んだ相手が悪かった。私だって初心者。大きなことは言えないけど、それにしてはリズム感が悪すぎる。
しばらくしてペアを変えても同じ。足を踏まれないかハラハラものだった。
たまに相手をしてくれる先生と組むと楽しいんだけど、それ以外の時間は、はっきり言ってテンション下がりっぱなしだった。
翌週も行ってみたけど、やる気は失われる一方。結局途中で行くのを辞めてしまった。
勢いで始めた2つ目の習い事は、予想外にも苦いものとなった。