「コロナ対策で世界から絶賛される台湾には昔から伝わる元気の知恵がたくさんあった①」
のつづきです。
スーパーフードでおなじみのクコの実は台湾産がおいしい
台湾には元気を維持するアイテムにあふれています。
その中で、私たち日本人観光客が恩恵に預かれるものといえば、何といっても食材でしょう。
観光客にもおなじみの迪化街で買える薬膳食材はその筆頭格。特におすすめは、スーパーフードとして人気のクコの実(ゴジベリー)です。
日本で買えるクコの実(枸杞の実)はほとんどが中国産ですが、台湾では台湾産も売っています。
これはあくまでも私の個人的感想ですが、中国産より台湾産の方が粒が大きくて食べ応えのあるものが多いです。
私がよく買うのは迪化街の恋愛の神様で有名な霞海城隍廟の隣にある百恒薬材。
百恒薬材では、300gで粒の大きさや質に応じてそれぞれ260元、320元で販売しています。
以前は100元分だけ買うなど融通が利いたのですが、残念ながら最近店頭にいる方は厳しくてダメだと言われることも多いです。
でも冷凍保存もできるので、300g買っても損はないかなと思いますよ。
ちなみにクコの実は栄養価が高いので、食べ過ぎるとかえって害になることもあるとか。
毎日ちょこちょこ食べると良いそうです。
ドライマンゴーはおいしいだけじゃなくて栄養分も豊富
台湾土産の大大大定番。それはドライマンゴーでしょう。
特に迪化街での人気商品のツートップといえば、ドライマンゴーとカラスミというのが定説です。
このドライマンゴー、ただおいしいだけじゃなくて栄養価も豊富。
特に女性に嬉しい葉酸が多く含まれています。そして葉酸は活力にも大いに役立つ栄養素です。
ドライマンゴーで気になるのがカロリーの高さですよね。
特に砂糖を使用したものはカロリーもアップしてしまうので、なるべく無糖のものをおすすめします。
お茶は求める効能と好みに応じて買ってよし
お茶も台湾を代表するお土産の定番です。
そして、一言でお茶と言ってもたくさんの種類がありますよね。
製造工程の違いで含まれる成分や効能も微妙に異なってくるようです。
私のおすすめは台湾紅茶です。飲むのはもちろんのこと、飲み残した紅茶はうがいにも使っています。
今流行っている蜜香紅茶や、日月潭紅茶はいかがでしょうか。
カテキン成分を重視するなら発酵度の低いお茶がおすすめです。
桂花(キンモクセイ)ウーロン茶は香りがフルーティで気持ちも癒されます。
お茶と言えば、薬草茶もおすすめです。
私がご贔屓にさせていただいている老濟安では、季節の変わり目に飲むのがおすすめのティーバッグがあります。
薄荷(ハッカ)が入っているからか爽やかな味で飲みやすいですよ。
台湾通の間でジワジワ来ているスパイス馬告(マーガオ)
青木由香さんなど台湾在住インフルエンサーのおすすめでジワジワ人気となっているのが台湾のレアスパイス、馬告(マーガオ)。
馬告(マーガオ)は、台湾の先住民(台湾では原住民族と呼称)、タイヤル族が住む地で生まれたスパイスです。
タイヤル族といえば美男美女が多いと言われていて、あのビビアン・スーさんもタイヤル族です。
馬告(マーガオ)には、シトラール、リモネン、ゲラニオールという成分が含まれています。
(1)シトラール:抗菌作用 ・抗炎症作用 ・鎮痛作用 (2)リモネン :抗菌作用 ・免疫力の強化 ・リラックス効果 ・快眠促進効果 (3)ゲラニオール:抗菌作用 ・防虫作用(馬告のエッセンシャルオイルを肌に塗ると虫を寄せ付けない効果があります。)
今は渡航制限もあって台湾に行くことは実質不可能な状況ではありますが、日本から通販で買える商品も多いので、気になるものがあればぜひぜひチェックしてみてくださいね。
次回もおすすめの商品をご紹介します。