コロナ感染者数が拡大する中、台湾のコロナウイルス対策が世界から注目されているようですね。
例えばニュージーランドのアーダーン首相は、今後台湾のやり方を模範として進めていくと声明を出しています。
どちらも大好きな国なので、こういうニュースを目にすると嬉しくなります。
さて、私は2月初旬、ちょうど日本人の入国が厳しくなりかけた頃に台湾へ行ってきました。
日本人にもお馴染みの行天宮ではマスク着用が義務づけられていたり、ある宿泊ホテルでは入館のたびに体温を測られました。
地下鉄では限りなく100%に近い人がマスクを着用。
たまに見る未着用の人はほとんどが外国人観光客のようでした。
失礼ながら経済的に大変そうに見える人もしっかりとマスクをつけていて、よく見ると何度も洗ったと推測される繊維の毛羽立ちがありながらも、逆に危機感の高さが伺い知れて胸が熱くなりました。
これはSARSの教訓が生かされていると言われています。
なにしろWHOに未加盟の台湾は、国際防疫の孤児となり完全に見放されていたと自ら言っています。
WHOから検体が得られなかったため、院内感染を防げなかったとも。
きっとその時に台湾は学んだのだと思います。
それが今回、WHOを始めとする世界の動きに惑わされることなく先手先手の対策へと生かされたのでしょう。
しかし、私は以前から台湾人の養生に対する意識の高さを感じていて、ぜひぜひ取り入れていきたいと思うことがたくさんありました。
例えば、台湾の女性は冷えに対して非常に敏感です。
生理中にビールを飲むことはまずしません。
男性がいる飲み会などでも堂々と生理であることをアピールして、ノンアルコールの暖かい飲み物を注文します。
ビールと言えば、日本では温泉の後の一杯として定番ですが、台湾の定番はお茶やお粥、それと鍋です。
海鮮熱炒店(居酒屋)など一部の飲食店をのぞけば、テーブルの上にビール瓶があるのはほとんど日本人観光客でしょう。
免疫に大きく影響するとされるミトコンドリアが活発化するためには、体温の高さが重要と言われていることもあり、台湾人が体を冷やさないことに注意していることも大いに納得できます。
もちろん養生に関するものは温活だけにとどまりません。
中には台湾に住んでいないと難しいものもありますが、旅行客である私たちでも恩恵に預かれるものがたくさんあります。
次回は、その内容について詳しく書いてみたいと思います。
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