前回は、台中ランタンフェスティバルのサブ会場の様子について書きました。
ランタンフェスティバルの様子(台中市・后里森林園区)
ランタンフェスティバル・メイン会場の后里森林園区までのアクセスは?
サブ会場のある文心森林公園はアクセスも良く気軽に行けましたが、メイン会場のある后里森林園区は、台中市の中心からはかなり離れた所にありました。
最初は台中駅から台湾鉄道に乗って后里駅まで行き、そこから歩いて会場まで行く計画でした。
ところが台中市の中心にある 秋紅谷生態公園から出ているシャトルバスが無料である上に快適だという情報をゲット。
その頃はバスの便利さにすっかりハマっていたので、ホテルから台中駅に行くのも秋紅谷生態公園に行くのも結局はバスを使うことになるならシャトルバスに乗る方が良いのではという結論に達し、シャトルバスに乗っていくことにしました。
宿泊していたカールトンホテルから秋紅谷生態公園までは幹線道路で1本。
路線バスはすぐに来て20分もかからずに到着しました。
その後シャトルバスの乗り場は看板が出ていたので迷うことなくたどり着くことができました。
乗り場付近には、ざっと5台くらいUbus統聯客運の車体が待機していていました。十分すぎる数です。
おかげで17時過ぎの段階で行列もなく待ち時間なしで乗車できました。
コロナ対策で乗車口にはアルコール消毒液を持った係員が待機していて、乗る人全ての手にシュッシュと消毒液をかけていきます。
もちろんマスクなしで乗車することは出来ませんでした。
バスは無料にも関わらずめちゃくちゃ豪華な作りで、椅子はフワフワ、リクライニング機能もあり、台湾鉄道で行くより数倍も快適だったのではと思います。この判断は大正解でした。
高速経由でおよそ40分。ウトウトしていたこともあり、あっという間にメイン会場に到着しました。
ランタンフェスティバル・メイン会場の后里森林園区の様子は?
文心森林公園にあるサブ会場はそれほど広くはなかったため、1時間もあれば十分見ることができましたが、メイン会場はレベルが違います。
ここでわたくし事ですが、実は旅行の数日前に脚を傷めてしまい、階段を上り下りするのも一苦労。
とても広大な会場をくまなく見ることは不可能な状況でした。
というわけで、メインランタンをはじめ、興味のあるランタンから優先的に見ていくことにしました。
露店もサブ会場同様に中止することなく出店していましたが、事前の情報ではメインランタンから離れたエリアにあるということだったので、バスに乗る前に調達していきました。
実際は飲食エリア以外にもシャトルバスを降りた所から道沿いに露店がたくさん出店したので、そこで買うこともできたなと思いました。
でも持参したフルーツ、パン、滷味(ルーウェイ)がめちゃくちゃおいしかったので良しとしました。
到着したのがちょうど18時前だったため、まず初めに毎時0分に行われるメインランタンのショーを見ることができました。
今年のメインランタンは木と鳥の巣。
恒例の干支じゃないので年女の自分としてはがっかりしていたのですが、予想以上にきれいで感動しました。
画像で見る限り、例年のメインランタンは手作り感たっぷりの素朴なものが多かったのですが、今年のメインランタンはちょっと違いました。
着いた当初はまだ明るかったので細部も見ることができたのですが、それでもクオリティの高さを感じました。
Youtubeでは台湾交通部観光局の映像が見られます。
メインランタンの近くには、台中フローラ世界博覧会で設置された球体のオブジェ「聆聽花開的聲音」が再び設置されていました。
ちょうど近くに座れるところがあったので、パフォーマンスを見ながらディナータイム。
これもまた台湾交通部観光局の動画があります。
台湾ならではの道教のお寺は可愛いながらも細部が凝っていて、子供が真剣に拝んでいたのが微笑ましかったです。
私のテンションがあがったのはこれ。
なんと台鉄のお弁当がランタンに!右端には野柳地質公園の有名な女王頭岩が。
しかもこのエリアには実際に座れるランタンもいくつかあって、子供に大人気でした。
いい大人の私も思わず独占。でもランタンと一緒に写真を撮るのって難しいんですよね。
人間がどうしても暗くなってしまいます。
周辺は台湾ならではのランタンが多くあり、台湾4大温泉のランタンもありました。
どれも入浴しているねずみのうっとりしている表情が可愛いかったです。
ランタンを満喫している中で、突然上空から怪しげな光の物体が。
なんだかスターウォーズのオープニングみたいです。
後で調べたら、ドローンによる光のショーでした。
見ているだけで運気があがる気がします。
10分ほどのショーが終わると、大きな拍手に見送られながら遠く彼方に去っていきました。
この後すごい人混みに遭遇。芸能人でも来ているのかと思いきや、何といらしたのは台中市長。
写真は控えましたが、とても綺麗な方でした。
市民にとても人気があるようですね。
台湾ブースの隣には、日本の友好都市などによるランタンが。
これらは毎年台湾人に人気のランタンだそうです。
各地の有名なものがこれでもかというくらい凝縮されています。
こちらは東武浅草駅のある松屋デパート。近所に住んでいる身としては、あまりにのリアルさに感心してしまいました。
サブランタンの「百鳥和鳴慶吉祥」を見たあたりで、傷めていた脚が悲鳴をあげ始めました。
まだまだ見たい気持ちはありましたが、体力の限界、ということで、ここで断念することに・・・。
出口付近には来年の開催地、新竹行きの看板が。思わず来年も行くぞ!という気にさせられます。
台北ナビのサイトによると、他にもたくさんのランタンがあったようです。
(以下の写真は全て台北ナビ公式サイトより引用)
1日でも十分満足はしていますが、可能であればもっと見たかったなという思いも結構あります。
ただ仮に脚を傷めていなくても、ちゃんと見ようと思ったら3回くらいは通う必要があるのではないかと思いました。
他の会場のことは知りませんが、台中に関しては広々としていて人混みの苦手な私でも快適に見てまわることができましたし、会場までのアクセスもびっくりするくらい快適でした。
(帰りのシャトルバスも待ち時間なし&渋滞なしでスムーズでした。(20時くらいの時点))
ランタン祭りといえば平渓の天燈祭が有名で、私もどちらかと言えばそちらを体験したいと思っていましたが、ランタンフェスティバルも想像以上に楽しむことができました。
両方行っていないこともあり単純な比較はできませんが、ゆっくり長く楽しむという点では、断とつランタンフェスティバルの方がおすすめです。
また体力に自信がなくても十分個人で行くことができると思います。
来年のことはわかりませんが、ぜひぜひまた行きたいなと思いました。
見ごたえのあったランタンフェスティバルのためかだいぶ長い文になってしまいましたね(汗)
最後までお読みいただきありがとうございました!
タイペイ(台北)行き海外格安航空券(飛行機チケット)の最安値をご案内!
HIS(エイチ・アイ・ エス)が運営する格安航空券予約サイト「Surpriceサプライス公式HP」