アイスホッケーが目的のワーホリではあったけど、洋楽も大好きな私はコンサートに行くのも楽しみのひとつ。
トロントでは、無料のローカルペーパー「NOW」や「EYE」で簡単にイベント情報を入手が可能だ。
ある日何気なくNOWをパラパラと読んでいると、大ファンのLenny Kravitz (レニークラビッツ)が来るという情報が!
いても立ってもいられず、すぐにレニー好きの友達数人に声をかけると、行く!行く!行くーーー!!!とこの上ない好反応。
yonge-bloor通りの地下にあるTicket Master のブースに行き、早々とチケットを購入した。
コンサート当日。
Bathurst駅からストリートカーに乗り、会場のThe Molson Amphitheatre (モルソンアンフィシアター)へ向かった。
降ろされた場所からはかなり歩いたけど、これからレニクラが観れるんだというテンションの高さとOntario Place (オンタリオプレイス)の遊園地などを見ながらだったこともあり、全く飽きることはなかった。
夏の終わりの風が心地よい野外の会場は、北米のコンサートに行く度に感じるクセが強いタバコの匂いがプンプン。
「やっべーよ、やっべーよ」と繰り返す友達。
いよいよ会場が暗くなると、ウォー!とかキャー!という歓声があがった。
前座に現れたのはSMASH MOUTH (スマッシュマウス)。
GAPのCMで使われていた「come on!come on!」が流れると、早くもアドレナリン全開。
スタジアムによくある自動で座席が折りたたまれる形式の椅子だったことをすっかり忘れていて、曲が終わって座ろうとしたら不覚にも転げ落ち臀部を強打・・・。
しびれるお尻をさすりながらも大歓声を上げ続けること30分。いよいよレニー様がステージ上へ。
うぎゃー!かっこよすぎるー@#$%&!!!!!
頭をぶんぶん振りながらギターを弾きまくり、1曲目からガンガン飛ばしている。
ライブだと下手くそなミュージシャンって結構多いけど、レニーは生でもめちゃめちゃ歌がうまかった。演奏もしびれるほど素晴らしい。
往年のヒット曲、「Are You Gonna Go My Way 」もしっかり歌ってくれ、すっかり壊れた私。
トロントの夏の最高の思い出になった。