2022.3.8更新
体が硬いとコリや痛みの原因になるのはなぜ?
体が硬いと肩が凝ったり腰に痛みが出たりとトラブルが出やすいです。
私も数年前までは慢性的な肩こりと腰痛に悩まされていて、鍼灸院や整体に通って何とかしのいでいました。なぜ体が硬いとコリや痛みが出やすいのでしょうか。
主な原因は血流にあります。
体が硬いと血流が悪くなります。するとさらに筋肉や関節の動きが悪くなります。また内臓の動きも悪くなり、痛みを招く物質が出やすくなるのです。
おかげさまでヨガを始めてからは大分楽になりました。
最近はおうちでヨガをやる時にセルフケアアイテムも積極的に併用していまして、これが本当にいいのです。
今回は、実際に使ってみて手放せなくなったおすすめしたいアイテムを7つご紹介したいと思います。
※この記事は個人的な感想であることをご留意願います。
ヨガクラスのリピーターさん全員が購入したストレッチポール
ストレッチポールは、以前通っていたスポーツジムで愛用していました。
トレーニング後、長さ1mほどのストレッチポールの上に仰向けになるだけなのに、体の背面のゴリゴリ感が楽になるのです。あまりの気軽さと気持ちの良さに、自宅で使うために衝動買いしてしまいました。
ストレッチポール®公式サイトに記載されている効果は4つあります。
・背骨が整う
・呼吸が深くなる
・副交感神経優位になる
筋肉って適切な力で押し続けることでゆるむ作用があるのです。
緩すぎては効かないですし、強すぎてもかえって逆効果だったりします。
ストレッチポールは自分の体重を使って圧縮するので、適切な力で筋肉を緩めることができます。
また人間が生活する上で取る姿勢は、前傾姿勢が圧倒的に多いです。
意識していないと、前かがみの姿勢がクセになってしまいます。
1日1回でもストレッチポールに乗ることで、本来の骨格へ戻すことが可能になってきます。
前傾姿勢は呼吸活動にも影響を与えます。背骨を整えろっ骨を開くことで、楽な呼吸へと導きます。
筋肉がゆるんで呼吸が深くなれば、おのずと副交感神経優位になります。
実は通っていたスポーツジムに置いてあったストレッチポールは、色が濃いブルーで部屋に置くのはちょっと浮くなぁと躊躇していましたが、調べたらカラーの種類がたくさんありました。
私はソファに合わせてアイボリーを購入しました。全くインテリアの邪魔にならず良かったなと思っています。
またストレッチポールは色々なメーカーから出ていますが、 大きさや硬さなど、LPNのストレッチポールが一番おすすめです。特に、大殿筋などお尻の筋肉をポールを動かしながらマッサージする時、LPNのストレッチポールの大きさと硬さがちょうど良いと個人的に感じています。
以前お世話になっていたヨガスタジオにストレッチポールが置いてあったため、ヨガの時間に取り入れてみました。
すると肩こりが楽になったなどと大変好評で、定期的に通ってくださっていた生徒さん全員が自宅用に購入していました。それくらいおすすめのアイテムです。
10年以上愛用していますが、へたることなくまだまだ現役です
体が硬い人でもヨガポーズがとりやすくなるフレックスクッション
フレックスクッションも、以前通っていたスポーツジムにあり愛用していたアイテムです。
体が硬い人に多い骨盤の後傾。
骨盤が後傾すると、背骨が立たないので背中が丸くなります。背中が丸くなると胸も開かなくなるので呼吸が浅くなってしまいます。
フレックスクッションは、骨盤を立てやすくサポートしてくれるので、体の負担をかけずに正しいポーズをとることができます。
以前通っていた事務では、フレックスクッションに特化したヨガプログラムがもありました。
私は何回か参加したことがありますが、ヨガブロックなどのプロップス(補助道具)のようにフレックスクッションを利用することで、よりポーズが取りやすくなりました。
中でも私のおすすめの使い方は、片足を前フレックスクッションをまたいで前に出し、後の足の太もも前面をフレックスクッションに沿わせるものです。(ラウンジポーズ)
このストレッチは、太もも前面の筋肉だけでなく、股関節全ての面、更にはインナーマッスルといわれる大腰筋、腸腰筋を伸ばすことができます。
デスクワークの人は、大腰筋、腸腰筋が縮んでいることが多く、これが座骨神経痛をはじめさまざまな神経痛につながる原因となります。
私も1日中座りっぱなしでいると、大腰筋、腸腰筋のコリが引き金となり腰痛になることが多いのですが、フレックスクッションを使うようになってから楽になりました。
体が硬い人は、お尻の筋肉も硬い人が多いです。
フレックスクッションでお尻の筋肉(大殿筋や中殿筋など)をストレッチすると、ヨガのポーズも取りやすくなります。
フレックスクッションも、インテリアの邪魔にならないようカラーのバリエーションがあります。
色々なボールを試した結果、筋膜リリースにはラクロスボールが最高だった
ヨガの前後におすすめの筋膜リリース(筋膜の解きほぐし)。
おすすめアイテムとして、スポーツ用のボールを使うアイデアが紹介されています。
よく見るのは、背中、仙骨、お尻あたりにテニスボールを使うアイデアなのですが、私は他にも野球のボールやゴルフボールなどさまざまなボールで試した結果、ラクロスボールがベストだという結果に落ち着きました。
私も最初はテニスボールを使っていました。でもテニスボール特有の毛羽立ちがチクチクするのです。また凝り固まった私の筋肉には若干柔らかい気がしていました。
そこで出会ったのがラクロスボールでした。ラクロスボールなら毛羽立ちもないですし、硬さも絶妙なのです。お値段も高額ではないのがありがたいです。
筋膜リリースといえば、プロの愛用者も多いマッサージガンが人気
筋膜リリースといえば、マッサージガンもかなりおすすめです。
マッサージガンは、プロのアスリートやトレーナー、整体師にいたるまで多くのプロフェッショナルに愛用されています。
もちろん一般の方でも簡単に使えるのですが、お値段が結構高いのです。
手頃の価格のマッサージガンも増えましたが、粗悪品も多いようなので注意が必要です。またマッサージガンは結構重いので、女性やシニアにも扱いやすい軽量モデルがおすすめです。
振動マシン(ぶるぶるマシン)は体の芯まで気持ちがいい
最近評判になっている振動マシン。電化製品量販店でも良く見かけるようになりました。
これまた以前通っていたスポーツジムにも数台設置されていたのですが、あまりの人気で予約制になったほどです。
また最近までお世話になっていたヨガスタジオにもあったので、クラスの前に使っていましたが改めて良いなと実感しました。
何が良いかというと、全身が体の内部から気持ち良くほぐれる感覚があるのです。
マッサージの場合、体の表面は気持ち良いのですが、なかなか深層筋までは届いたーという充実感が得られません。
でも振動マシンは、体の芯まで気持ちが良いのです。最近では過度なストレッチより、揺らす方が筋肉はほぐれると説く専門家もいます。
振動マシンは体をほぐすだけでなく、他にもいろいろな嬉しい口コミもあります。
私は大手スポーツクラブ、コナミスポーツクラブのサイト記事が参考になりました。
振動マシンは昔と比べてサイズがコンパクトになりましたし、価格もかなり手ごろになってきたので、おうちケアとしても使いやすくなりました。
ぎっくり腰のリハビリで教えてもらったとっておきのアイテム
体が硬い人はぎっくり腰の経験者も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。数年前にぎっくり腰になった時、痛みがなかなか引かなかったので整形外科のリハビリに通ったことがありました。
その中で、気に入って買ったリハビリアイテムがあります。それはバランスクッションです。
使い方は簡単。8割程度に空気を入れたバランスクッションを椅子の上に置いて腰を左右に回すだけです。
私のぎっくり腰の原因は、骨盤が後傾した状態が続いたことにより脊柱起立筋の中の腸肋筋(背中の背骨脇にある長い筋肉)が引っ張られ、硬結していたことでした。(硬結:硬くなりコリが出来る状態)
この対策として、バランスクッションを使ったリハビリをおこなったのです。
バランスクッションの上に深く座って、左右交互に10回くらいずつ腰を回していると、だんだん腰回りの筋肉がほぐれていくのがわかります。
ヨガのポーズでも猫のポーズなど同様の効果が得られるものがありますが、バランスクッションは「ながら運動」ができるのが気に入っています。
ちょっと腰が張ってるなと思った時に、テレビを見ながら数分間ぐるぐる回しています。
バランスクッションは色々なメーカーから販売されていますが、私は病院で使ったTumaz製のものを使っています。カラーバリエーションも豊富でインテリアに合わせることもできます。
たすき(はちまき)の意外な使い方
これは番外編ですが、たすき(はちまき)は気軽に肩甲骨周りが楽になる意外なアイテムです。
たすきがけってご存知でしょうか。着物など和装の袖が邪魔にならないよう紐でしばることです。
これって袖が邪魔にならないだけでなく、胸が開いて肩甲骨周りがとっても楽になるんですよ。
呼吸もしやすくなります。家にいる時間に30分程度でもたすきがけをすると、体がすっきりします。
家事の合間などたすきがけをしてみてはいかがでしょうか。