突然ですが、カレーっておいしいですよね。私も子供の頃は黄レンジャーと呼ばれるくらいのカレー好きでした。(昭和ギャグです。軽く流してくださいませ)
スリランカへ旅行した時は3食カレーでしたが全く問題なし。欧米フードも選べるホテルのビュッフェでさえ敢えてカレーを食べていました。
ヨガを始めてからは更にカレー愛がアップし、アーユルヴェーダとも関係の深いスパイスのことも貪欲に勉強するように。おいしさはもちろん、心身の効能なども考えながら楽しんでいます。
最近はレトルトカレーもすごく進化していて驚かされます。
特にカルディーファームのレトルトカレーはインド感が高くて、パッケージも可愛いのでしょっちゅう食べています。
カルディのレトルトカレーに関するレビュー記事はたくさんありますが、今回はヨガ講師目線で原材料や栄養成分にも注目しつつ、おすすめのレトルトカレーを5つ厳選し勝手に順位づけしてみました。
5位 中華料理好きも満足。薬膳カレーのようなおいしさの五香カレー
アーユルヴェーダとか言いながら、いきなり中国感の高い名前ですね。五香と聞くと、台湾好きな私などは中華調味料の五香粉を想像してしまうのです。あ、ちなみに中医学はアーユルヴェーダの流れを汲んだ医学なんですよ。
さて、中華調味料の五香粉は、肉桂(シナモン)、小茴香(フェンネル)、八角、花椒、丁香(クローブ)が主原料です。でもカルディの五香カレーは少し違うようで、小茴香、花椒の表記はなく、カレーの王道スパイス、クミンとカルダモンが使われています。
ということは、なんだかんだインド寄り?と思いきや、やはり中国感あります。八角の存在感ってすごいなと改めて思わされます。たくさんのスパイスが使われている料理でも、それらを総まとめして「八角入ってる?」発言する人多いですもん。
パッケージ写真のように、五香カレーは雑穀ごはんと併せるのがおすすめです。赤いんげんまめが結構入っているので、タンパク質もそれなりに摂取できるのが嬉しいです。
4位 南インドカレーの代表格。ご飯にとっても合うケララチキン
4位はパッケージも大好きなケララチキンです。ケララは南インドのケララ州のことで、南インドカレーのメニューには、ケララ〇〇という名前がたくさんあります。
以前通っていたスパイス教室の先生によると、裕福な人が多い北インドではバターを、庶民的な街南インドではココナッツミルクやオイルを使う傾向が強いらしく、カルディのケララチキンもココナッツミルクが使われています。
インド系のレトルトチキンカレーはたくさんありますが、カルディのケララチキンは「あ、ケララだな」という感じがあります。街の南インドカレー店でいただくケララチキン感がちゃんとあるのです。しょうがが効いていて爽やかな香りと食べた後のさっぱり感がしっかり楽しめますよ。
ケララチキンに限らず南インドカレーはご飯が良く合います。血糖値抑制効果や免疫力向上機能の高いターメリックを入れて炊いたご飯と食べるのがおすすめです。お米3合に対して小さじ1杯程度ターメリックを入れ、そのまま炊飯器で炊けるので超簡単ですよ。カレー用にラップで包んで冷凍保存しておくと便利です。
3位 別添えスパイスが2種類も!香りがちゃんと堪能できるスパイスカレー
3位はこれまたパケ買いしたい可愛いさ抜群のスパイスカレーです。後から加えるスパイスが別添えでついています。香りを重視している感じがしますね。
栄養成分を見るとタンパク質が少し低いかなと思ったので、目玉焼きを添えて食べてみました。
スパイスカレーと聞くと、今は大阪スパイスカレーをイメージしてしまう私でして・・・。大阪スパイスカレーのカスリメティ多用の傾向が少々苦手な所もあり、スパイスパウダーを少し控えめにかけてみました。
結果として、カスリメティ感は全くなし。後で確認したら原材料名にも表記がありませんでした(汗)カルダモンが前面に出ています。
思いのほかルーが美味しくてびっくりしました。原材料を見て納得です。かつおぶし粉末が入っているんですね。南インドやスリランカのカレーは、モルジブフィッシュなど魚の旨味を活かしたカレーが多くて、これが日本人の舌にドンピシャはまるのです。
カルディの店舗で見かけることが少ないので、見つけたら即買いしてしまう一品です。
長くなったので2位以降は次の記事につづきます!