タピオカミルクティー、相変わらずの高い人気ですね。
私の住んでいるエリアでも、続々と専門店が増えています。
このタピオカ人気、いつまで続くの?来年には消えるの?定番化する?などと様々な声が聞こえますが、個人的には進化を遂げつつブームは続くのかなと踏んでいます。
そのタピオカミルクティー。一番の本場といえば台湾ですよね。
でも、私は台湾で飲むより断然日本で飲む方がいいと思っています。
行列に並んでも、値段が高めであってもです。
その理由はたった一つ。ミルク(牛乳)の味が全然違うことに尽きます。
※好みの違いがあると思いますので、個人的な意見として読んでいただければと思います。
有名タピオカミルクティー店は、茶葉とタピオカに深いこだわりがある
タピオカミルクティーの材料はシンプル。
主役のタピオカ、茶葉、糖類、牛乳。あと水くらいでしょうか。
だからこそ、それぞれのクオリティーが味にダイレクトに影響します。
そんなこともあって、どのブランドもそれなりのこだわりが。
主役のタピオカについて言えば、手作りなのは当然で、食感や大きさなど独自のコンセプトで提供しているようです。
ちなみに台湾では、大きさによってタピオカの呼び名が違います。
小さめのタピオカは珍珠、日本で主流派の大きいタピオカは波霸と言います。
それぞれ珍珠奶茶、波霸奶茶とメニューが分かれているのでご注意を。
有名タピオカミルクティー、店は砂糖にもこだわっている
糖類に関してはどうでしょうか。
ドリンクは糖分が体内に吸収されやすいので、個人的には非常にこだわりポイントです。
ミルクティーと並んで人気の黒糖ミルクであれば、質は別として何らかの黒糖を使っているのだとは思いますが・・・。
ちょっとオフィシャルサイトを調べてみると、春水堂は蔗糖使用のようです。
貢茶は糖類に関しての記載は見つけられませんでした。
THE ALLEYは体内への吸収が穏やかと言われている、きび糖でシロップを作っているようですね。
新しいブランドの方が糖分に対して健康志向が高い印象があります。
問題はミルク。タピオカミルクティーに牛乳を使っていない!?
さて、本題のミルクです。
実は台湾のタピオカミルクティーは、ホンモノの牛乳を使っていないものが多いんです。
じゃあ何を使っているのかというと、「粉」です。「粉ミルク」なんです。
仮に粉でないお店でも、ロングライフミルクという常温で長期保存可能なものを使用している所がかなり多いと思われます。
別に調べたわけではないですが、味が違うのですぐにわかります。
私は以前タピオカミルクティーをメニューに載せているお店で働いたことがあります。
そこで使用していたのがこのロングライフミルクでした。
本物の牛乳を使っているタピオカミルクティーと比べても日本の方がおいしい
最近は、台湾でも本物の牛乳を使うお店が増えてきたように思います。
その場合はメニューの名前が違って「珍珠奶茶=従来のタピオカミルクティー」に対して「珍珠鮮奶茶=本物の牛乳を使っているタピオカミルクティー」となります。
春水堂も貢茶も、「奶茶」と「鮮奶茶」を使い分けていました。
でも、でもですね、本物の牛乳を使っていたとしても、牛乳自体が日本の方がおいしいんです。
台湾での酪農の歴史の浅さが理由でしょうか。
コンビニに売っている牛乳を飲んでも、正直おいしいとは思えません。
低温殺菌牛乳を見つけるのなんて至難の業です。
台湾では、まだまだ豆乳の方がメジャーなのかもしれませんね。
タピオカミルクティーは、何度も言うように素材がシンプルなので、ミルクがおいしい方が断然おいしいと思います。
実際飲んでみて改めて実感。タピオカミルクティーは日本の方がおいしい
ブログを書いていたらなんだか物凄いタピオカミルクティーモードになってしまったので、早速家の近くにあるTHE ALLEYに行って来ました。
やっぱり日本で飲む方が、後味の甘だるさがなくて好きですね。
無糖でもタピオカの甘さで十分ですし、牛乳がおいしいのでキンキンに冷やさず氷なしでもおいしく飲めます。
ところで話は全くずれますが、相変わらずタピオカが上手くすくえません。
ゴクゴク飲まないからですかね。最後にタピオカが大量に残ってしまいました。
悔しいので家に持ち帰ってスプーンですくいました(汗)
ちょぼちょぼ飲んでも上手くタピオカを運ぶ方法が知りたいです・・・。
いかがでしたでしょうか。
タピオカミルクティーの主役はやはりタピオカなので、タピオカがおいしければいいのかもしれません。
また味の好みは人それぞれですので、粉ミルクやロングライフミルクの方がおいしいと思う人もいるかもしれません。
ただし、これはあくまでも個人的な意見ですが、日本の牛乳があまりおいしくなかったら、ここまでのブームにならなかったのでは・・・と思ったりもします。