世の中空前のパンブームですね。いくらグルテンフリーが健康に良いとわかっていても、この流れに逆らうのは難しい・・・。街を歩けば誘惑がわんさか待ち構えています。
東京下町を代表するペリカンのパン
東京の下町を代表するパンといえば、浅草・田原町にある昭和17年創業のペリカンのパン。ペリカンでは食パンとロールパンしか売っていないのにも関わらず、その人気は絶大で、全国から大勢の人が買いに来ています。
2017年には直営のペリカンカフェがオープンし、ベーカリー同様に連日行列を作るほどの人気です。
ペリカンのパンデビューは定番のバタートースト
私が初めてペリカンの食パンを買い、家で定番のバタートーストを食べた時は、素直に「うまい!」と思いました。恐らく材料はシンプルなんでしょう。小麦の香りを前面に感じることができます。また割とずっしりした食感で、パンを食べたぞーっという満足感があります。耳までしっかりとおいしいです。
ただ、ただですね。このご時世おいしい食パンって本当にいっぱいあるじゃないですか。もちろんペリカンのトーストはおいしかったんですが、正直言ってそこまでの感動というものはなかったんです。子供の頃はスーパーの食パンで十分満足していたのに・・・。その後ペリカンカフェでも炭火で焼くバタートーストを注文してみましたが、感想は家で食べた時と同じでした。もちろん普通においしいことはおいしいんですよ。
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蔵前の人気カフェ、コフィノワで生食のあまおうサンドに出会う
私がペリカンのパンの評価を大きく変えるきっかけになったのは、蔵前にある大好きなカフェ、コフィノワで期間限定のあまおうサンドをいただいたことでした。コフィノワでは、パンメニューは全てペリカンのパンを使用しています。
どうでしょう、このビジュアル。食べる前からおいしいに決まってると思っていましたが、予想をはるかに上回るおいしさでした。あまおうがおいしいのはもちろんです。でも私がそれ以上に感動したのは、初めて食べるペリカンの生食パンだったのです。密度が濃くて、小麦の味もしっかり味わえて、何よりヒンヤリもっちもちなんです。もちもちマニアにはたまりません。
コフィノワだからおいしいのか?という疑問を抱きつつ、後日チーズトーストも頼んでみました。
パプリカパウダーの風味が効いていて、チーズもたっぷりで確かにおいしかったです。でもパンに関しては、生食の時の衝撃はありませんでした。
直営店、ペリカンカフェで生食のおいしさを再確認
これは原点に帰って検証してみようと思い、直営店のペリカンカフェで生食パンを食べてみることにしました。いくつかある生食パン使用メニューのうち、比較条件をなるべく揃えた方が良いかなということで、フルーツサンドをチョイス。
一口食べた瞬間、コフィノワであまおうサンドを食べたときの感動が蘇りました。
使用されているフルーツや、クリームの味は全然違いましたが、やっぱり生食パンがもっちもちでおいしいんです。もうこれからペリカンのパンは生食だなと再確認し、店を後にしました。
ロールパンも生食はイケる!
冒頭にも書きましたが、ペリカンのパンは食パンの他にロールパンもあります。
そして、ロールパンでも生食はおいしいということを確認しました。
ロールパンの生食は、スカイツリータウン・東京ソラマチにあるBE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK SKYTREEで食べることができます。
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BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK SKYTREEのロールパンを使用したメニューは、あんバターロールとピーナツクリームパンの2種類。うーん、どっちも魅力的ですよね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。実はパンって焼かない方が健康に良いとされているんですよ。生食の方がおいしいなら、更に嬉しい驚きです。何度も言いますが、ペリカンのパンはトーストしてもおいしいですし、好みには個人差があると思うので、そこはどうぞご理解くださいませ。
ちなみに、パンは時間が経過すると水分がどんどん飛んでしまいます。生食で食べる場合はトーストするよりクオリティの劣化がわかりやすいので、早めに食べることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました!