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日本語教員養成課程の新基準について

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2020.5.15更新

日本語を教えるために必要な基準として、

①日本語教師養成講座(文化庁シラバス準拠420時間)の修了
②日本語教育能力検定試験合格
③大学、短大の日本語教育・日本語教員養成課程の修了
④日本語教育における3年以上の指導経験

のいずれかを満たすというものがあります。
(教える場所によっては必ずしも必要ではないのかもしれませんが)

私は、3番目の基準を満たすべく、かつ海外で教えるためのビザ発給に関わってくる、四大卒の資格を取得するために、大手前大学通信課程で学ぶことを決意しました。

さらに、日本語教師として働くにあたって、立ちはだかる壁?として、法務省が定める基準があります。

これは、法務省において「留学」の在留資格が与えられる留学生を受け入れることが可能な日本語教育機関で働くための基準です。

私の希望でもある海外で教える場合や、国内でもその他の学校で教える場合には関係ない話なのですが、将来のことを考えると、この基準を満たしておくに越したことはないだろうと思っています。

というのも、あくまでも希望は海外で教えることですが、国内で教えることになった場合には法務省告示校の数は無視できないほどあるからです。

法務省より告示された日本語教育機関一覧

そして、平成29年8月1日から新たな基準が施行(新基準)される予定らしく、大手前大学から届いた書類によると、今後は教育実習が必要となるため、来年からスクーリング授業が開校されるそうなのです。

費用は別途かかるらしく、また本校のみ(兵庫県)開催なので、東京都内に住む身としては新たに出費がかさみます・・・。
(2020.5.15現在:東京都の他、数か所での実施に変更)

更に、1年目に日本語教員養成課程修了の(旧基準の)申請をしてしまえば、日本語の知識と教授法に関わる科目の必須単位が難易度の低めな7単位のみで済み、残りは選択科目で稼げばいいので気持ち的に余裕ができます。

しかし来年度以降は必須科目が13単位に増え、しかも増加分が難易度の高い科目のため、なんとか今年度中に申請をしようと計画していたのに、仮に今年度中に養成課程修了の申請は出来ても、将来的に受けておいたほうがいいと教育実習を受けるためには、結局13単位が必要らしいのです。

なんだかややこしい話ですね。
つまり旧基準で資格を取るにしても、今年度中なら必須7単位のところを、来年度以降になると結局は13単位が必要ということになるのです。
(2021年以降は大手前大学での旧基準制度廃止となったそうです)

最初は難易度の低い語学科目で単位を稼ごうと思っていましたが、なんだかんだより専門的な科目を取らざるを得ないようです。

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