語学を上達させるために最も必要なのはやる気だけ!?

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学びの森言葉の知恵袋

 

外国語を学んでいる人の数は減ることを知りません。でも、その中である程度満足のいく位に習得出来た人はそう多くはないのではないでしょうか。

 

上達のカギはモチベーションに尽きる

このご時世、言語を学ぶためのツールは星の数ほど存在しています。一方で、翻訳機能の発達により、言語を学ぶ必要性もどんどん減っていく可能性は大いにあります。

でもそれは、まだちょっと先の話。なんだかんだ暫くの間、語学習得のニーズはなくならないでしょう。

では、なかなか上達しない外国語の学習に必要なことって何でしょう。

それは、モチベーションの強さです。生まれ持ったセンスや、優れた頭脳で補える人は別として、私はこれ一つに尽きると思っています。

 

モチベーションの強さだけで上達した英語

私が初めて自分から勉強しようと思ったのは英語です。

きっかけは初めての海外旅行先、LAのビバリーヒルズにあるFENDIでサングラスを購入した時でした。

とても親切にしてもらった店員の方に「大切にします。」と伝えたかったのですが、うまく出来なかったのがすごく悔しかったんですよね。すごく単純な言葉なのに口から出てこない。

大切って何?インポータント?いやいやこの場合は違うって。それはもう頭の中は大パニックです。

早速日本に帰ってから英語の勉強に手を付け始めました。会話集のようなものを購入したのですが、いつの間にか飽きてしまい、最後まで読むこともなく辞めてしまっていました。動機としてはそんなに強いものではなかったんでしょうね。

ところが、英語学習を再開するきっかけが数年後に訪れます。

当時ハマっていたオジーオズボーンのコンサートを観にいった後、ハードロックカフェでドラマーの故・ランディ・カスティロに偶然遭遇したことでした。

その時も話したいことがあったのに全然伝えられなくて、それはそれはもどかしい思いをしました。この時の悔しさは、FENDIの店員との比ではありません。翌日には語学学校の入学申し込みをしましたから(笑)

当時のボーナスが一瞬にして消えました。

とはいえ語学学校に通ったからといって、誰もが上達するものではないですよね。

でも私の場合、今後あのようなチャンスを逃したくないという思いがとにかく強く、また洋楽に詳しい生徒ということで学校の外国人講師と仲良くなれたことも手伝って、会話力がグングン上達していきました。

その後モチベーションの矛先は転々としましたが、エネルギーの強さは衰えることなく、カナダのワーホリを終える頃には、ある程度のレベルまでは到達しました。

帰国後、興味本位で受けたTOEICの結果が興味深かったです。

多くの日本人が文法を始めとするReadingでスコアを稼ぐと思うのですが、私はListeningで全スコアの6割を稼いでいました。

いかに自分がモチベーション一本で英語を上達させたかという裏付けと言えるでしょう。

 

モチベーションの強さで学んだスペイン語はなかなか忘れない

英語の次に学んだのはスペイン語でした。

きっかけは、大好きなサッカー選手がアルゼンチン人だったからです。

その頃はちょうどカナダに住んでいたので、移民の人達などとスペイン語を話すチャンスは多くありました。また、市が運営するスペイン語教室にも通いました。

これは余談ですが、スペイン語の発音は日本人の方がカナダ人よりハードルが低く、先生にいつも褒められていたことを覚えています。

スペイン語学習のモチベーションは英語ほど持続することがなく、結局2年程度で辞めてしまいましたが、最近行ったスペインで、旅行会話程度は出来ることを実感。勉強していたのは15年以上前なのに嬉しい驚きです。

モチベーションで学んだ言語はなかなか忘れることがないのかもしれません。

 

現在勉強中の中国語

最近力を入れているのが中国語です。中国語を学ぶことになったきっかけは、以前こちらの記事で書きました。

 

旅行目的でも中国語をマスターしたい理由とは
台湾に行ったことのある人ならご存知かと思いますが、あまり現地で言葉に困ることはありませんよね。 でも、やっぱり中国をマスターしたい!と強く思う事件?があったので、その真相について書きたいと思います。 言葉に困ることが...

 

今後、自分の中国語スキルがどうなっていくのか楽しみです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。何らかの言語をマスターしたいと思った時、どんな方法で学ぶかを考える前に、モチベーションは何だろうかと真剣に考えてみていただければと思います。

不純かどうかなんて関係ありません。大事なのはエネルギーの強さです。

内容はどうであれ、思いが強ければ強いほど習得につながると思います。

ただし、もしそれが「英語を話せたらカッコいい」とか「誰かに認められたい」といった承認欲の場合は気を付けた方が良いかもしれません。

日本人は島国特有の言語コンプレックスが根強くあり、「外国語を話せる=すごい」と考える人が少なくありません。でも、こういう他者ありきの動機では続かないのです。承認欲を満たすためだけであれば、何も言語習得にこだわらなくても良いでしょう。

言語は数日程度で習得出来るものではありません。それなりに長い道のりです。何度も壁に遭遇します。

それを乗り越えることが出来るのは、言葉をどれだけ必要としているかというハートの強さなのです。

 

次回は、言語学習のニーズなどについて、もう少し掘り下げて書いてみようと思います。