台湾に行ったことのある人ならご存知かと思いますが、あまり現地で言葉に困ることはありませんよね。
でも、やっぱり中国をマスターしたい!と強く思う事件?があったので、その真相について書きたいと思います。
言葉に困ることがあまりない台湾
海外旅行に行くといつも思うこと。
言葉が話せたらもっと面白いのにな~
台湾のような英語圏以外だと、尚更強く感じてしまいます。
とはいえ、台湾でも英語を話す人は日本以上に多いですし、日本人観光客が多いので、日本語もかなり通じます。
日本統治時代に日本語教育を受けていた高齢の方以外でも、日本語を話す人は多いです。
他の国に比べたら圧倒的に楽なので、英語が母国語の人ってどこに行ってもこんな感覚なのかと羨ましく思ったりします。
というわけで、英語か日本語でなんとかなってしまう台湾において、訪台歴15年の私でも中国語の必要性を強く感じたことはありませんでした。
ところがです。ここ数年で私の”中国語学びたい欲”が一気に高まったのです。
中国語が出来ると出来ないでは圧倒的な情報量の差がある
私には台湾人の友人が何人かいます。みんな日本語が堪能なので、彼らと話すときは常に日本語です。
台湾を訪れる際には食事など一緒にすることが多いのですが、もちろんその時は注文から何から全てお任せ、おんぶにだっこ。
店員さんと何を話しているのかなんて、さっぱりわかりません。
でも最近になって、少しずつカタコトの単語を覚え始めたら、妙に気になるんです。
彼らが何を話しているのかが。
どんな内容か確認すると、思いもよらないことを話していたりしてびっくりしました。
例えば、あるレストランで友人が牛肉麵を注文したところ、
こちらの牛肉は、オーストラリア産のほほ肉を使用していますが
よろしいでしょうか。
え?牛肉は牛肉じゃないんですか?
産地はまだしも牛肉麵に使われる肉の部位まで教えてくれるとは!
言葉が出来なかったら、まずこんな情報は得られません。
こんなこともありました。カフェで友人がマンダリン豆のホットコーヒーを注文すると、
こちらのコーヒー豆はアイスでも美味しいですよ。
20元追加で両方をお出しすることが出来ます。
え?そんなオプションもあるの!?20元ならアイスでも飲みたい!
更にこんなこともありました。
とある夜市で滷味(台湾風おでん)を注文してもらった時、ビニルに入れられた具材とは別に、小さな袋に入った液体をつけてくれたんです。
それは何かと聞くと、辛味ソースとのこと。
辛味ソースはつける?直接かけていい?別添えも出来るよ。
という店主さんからの言葉があったのだそうです。もしもこれ、私が注文していたら、
カライ?カラクナイ?
ですよ。
で、辛いって答えると、ソースを具材に直接バーッとかけられるんです。
別添えできるかどうかという選択権はありません。キィーーーーっっ!
リピーターになるならぜひ中国語を学ぼう
好奇心旺盛で知りたがりな私は、もう悔しくてしかたがなかったです。
やる気スイッチがピカーッと点灯しました。
台湾はいわゆる”オプション王国”です。
タピオカミルクティーなどのドリンクスタンドでは、氷の量と砂糖の量を細かく選択できますし、かき氷や豆花などスイーツのトッピングも自由自在に調整出来ます。
持ち込み可能な飲食店も多いです。
高級レストランでもお酒を持ち込めたりしてびっくりすることがあります。
この程度なら中国語なしでもなんとかなりますが、もっともっと私の知らないオプションワールドがあるはずです。
台湾は近いこともあって、一度行くとハマってリピートする人も多いでしょう。
観光ガイド付きツアー旅行を1回限り、ということであれば別ですが、例え2泊3日程度のショートトリップでも何度も行くのであれば、ぜひぜひ中国語を勉強した方が断然面白いと思います。