先日のブログでも書いたが、台湾はフルーツ天国である。
そのまま食べるのはもちろん、街のいたる所にスタンドがあり、ジュースとしても気軽に楽しむことができる。
更にドライフルーツも充実していて、日本ではあまり見かけないものもあったりするので見ていて楽しい。
観光客に大人気の台北にある問屋街、迪化街を歩いていると、日本人に間違いなく勧められるのがカラスミとドライマンゴーである。
ところが残念なことに私はどちらもあまり好きではない。基本的に味の濃いものが苦手なのだ。ドライフルーツに関しては、以前は砂糖を使用したものが多かった。ただ台湾も健康志向が非常に高く、最近になって砂糖不使用をうたったものが増えてきている。それでも味が凝縮された感は、どうにも拭うことができない。
それでもドライマンゴーは、店主の押しに負けてたまに試食することがあり、その時は旅のテンションの影響なのか美味しく感じたりして勢いで買って帰ることもあるのだが、やはり勢いは勢い。家の食材庫の奥底に眠ったまま、気が付けば賞味期限切れということも珍しくはない。
ちなみにドライマンゴーは、ヨーグルトに入れてふやかすと生のマンゴーに近い触感と味になり食べやすくなるということを知ってからは、自分で買わずともお土産などで不意にもらったドライマンゴーを犠牲にすることがなくなった。
とはいえ、やはり基本的にフルーツは生で食べるのが一番美味しいと思う。いや、美味しいと思っていたのだが、最近その考えを一変させるフルーツに出会った。
それはドラゴンフルーツである。
少し前にアサイーを超えるスーパーフードとして話題にもなっていた。ピタヤという名前でピンと来る人もいるだろう。
確かに栄養満点なフルーツのようで、食物繊維、各種ビタミンやミネラル、カルシウム、カロテン、鉄分が豊富に含まれており、女性に欠かせない鉄分や葉酸も含んでいるらしい。
しかし、アサイーボウルに比べてピタヤボウルブームはそれほど盛り上がらなかったように思うのは私だけだろうか。その理由のひとつは、ドラゴンフルーツ自体があまり美味しくないからではないかと思う。
ずばり味が薄いのである。
そこでスポットライトを浴びるのが、ドライドラゴンフルーツだ。味がぼんやりなドラゴンフルーツには、旨味が凝縮されるドライタイプがむしろちょうど良いのである。
ドライドラゴンフルーツは、お煎餅と同様にパリッとタイプとしっとりタイプがあるらしいが、台湾でよく見かけるのはしっとりタイプである。またドライドラゴンフルーツは色々種類があるようなのだが、台湾では赤と白が主流のようだ。赤いタイプは更にポリフェノールが含まれ、白いタイプに比べると若干味が濃い気がする。試食してみて好みの方を選ぶと良いだろう。
これは意外だったのだが、ドライフルーツも鮮度が重要らしい。なるべく回転の良さそうな店で買うことをおすすめしたい。
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