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体が硬い人に読んでほしい「180度開脚チャレンジで気をつけたいこと」

ヨガの資格を取得して以来、毎日朝晩30分のヨガが習慣になりました。
今では歯磨きのようなもので、やらないとどうもスッキリしません。

さてヨガをやっていると、柔軟性、とりわけ開脚について聞かれることがとても多いです。
開脚に関しては、私自身いろいろと考えさせられた経験があります。

ネット情報は、180度開脚のメリットが目立ちますが、デメリットも結構あります。

今回は、どちらかと言えば「アンチ180度開脚」側の意見を書きたいと思います。

目次

根強い人気の180度開脚メソッド

数年前に大流行した開脚メソッド。
今でも根強い人気があるようですね。

バレエダンサーのようにベターッと開脚できたらステキだなと私も思います。

ちなみにヨガ講師をしている私が、これまで何度となく聞いてきたのが

「体が硬くでもヨガは出来ますか?」

という質問。

体が硬いとヨガは出来ないと思っている人、体の硬さがコンプレックスでヨガをやることを躊躇している人、本当にたくさんいます。

自慢じゃないですが、私は体がめちゃくちゃ硬いです。もちろん180度開脚は出来ません。

ヨガは体を柔らかくするのが本来の目的ではありません。

それなのにどうして体の硬さが取り沙汰されるのか、世間ではどうしてこんなに開脚が人気あるのか知りたくなり、ちょっと調べてみました。

何やらダイエットになるとか美容効果があるとか色々なメリットも言われているそうですね。

そんな中、180度開脚に警鐘を鳴らす人の記事も意外とたくさんありました。

股関節の状態は生活のクオリティ(QOL)に大きな影響を与える

180度開脚の推進派、懐疑派それぞれの言い分に対し、納得する面もあればいかない面もあるので、どちらが正しいのか私には判断できません。

ただ、個人的に強く思うことがいくつかあるので、それについて書いてみたいと思います。

股関節はとっても大事な体の部位です。生活のクオリティ(QOL)に大きな影響を与えます。

私は別に開脚の練習をしていたわけではないのですが、数年前に股関節を痛めたことがあります。

深夜にトイレで起きた際に、激しい股関節の痛みに襲われたのです。

その後鍼や整体に通いつつ、完治するまで1年以上かかった私は、股関節が日々の生活に大きな影響を及ぼすことを痛いほど実感しました。

おかげさまで整形外科の医師に「よくそんなこと知ってるね」と感心されるくらい股関節周りに詳しくなりました。

さて、そんな私が行きついた結論。

それは、「180度開脚ができるようになるのに必要なのは柔軟性だけではない」ということです。

開脚のために必要なのは柔軟性だけではない

バレエダンサーなどは、体の柔軟性を高めるだけでなく、鍛えることも同時に行っています。

だからこそ、あのようなパフォーマンスが可能になるのです。

鍛えることもなく、ただ過度なストレッチだけ行うと、かなり高い確率でいつか体を痛めます。

ヨガクラスを開催していて常々感じるのですが、よほど意識しないと人間は無理をします。

前屈のポーズは最たる例です。

特に180度開脚に挑戦ともなると、その人の限界以上の負荷をかけてしまいがちです。

もし今の段階で体が硬いために開脚ができないのだとしたら、それは生活習慣や癖など長期間を経て作られた多くの根拠があっての硬さなのです。
そのため、硬いのは股関節だけではない可能性が高いです。

そんな状況の中で股関節だけにフォーカスし、自己判断のもとストレッチだけで柔らかくするというのは、ものすごく危険を感じます。

もしプロフェッショナルにパーソナルトレーニングをしてもらうとしたら、もっと包括的に、全身の筋力を上げつつ、全身の柔軟性アップを目指していくでしょう。

体は足のつま先から頭のてっぺんまで繋がっているのです。

股関節は本当に大事な場所です。
180度開脚を安易な気持ちで始めてすぐに飽きてしまう程度であればむしろ全然いいのですが、中途半端に無理して頑張って病院へ行く、ということだけは避けていただきたいなと、小さな声をあげたいと思います。

最後に、運動生理学士の方が書いた記事がとても参考になったのでリンクを貼らせていただきます。

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