こんにちは。サラリーマンから個人投資家に転身して、セミリタイア生活を送っているタイヘイです。
私はサラリーマン時代から現在にいたるまで、株式取引を20年以上、FX取引を10年以上行っています。裁量取引も自動売買も両方行っており、FX取引に関しては自動売買をメインに行っています。
2022年2月から、実際に取引を行っているアイネット証券の自動売買ループイフダンについて、トレード結果と成功・失敗例も含めて紹介しています。
(本記事は2022年4月の実績に更新)
※前回より更新した箇所は黄色マーカーしています。
アイネット証券・自動売買ループイフダン現在の成績(2022年4月時点)
入金総額(元本)に対して
・口座残高 143%
・評価残高 110%
現在の入金総額になったのが2020年11月です。2022年3月で1年4ヶ月経過です。
利益確定で43%達成し、口座残高は順調に積み上がっています。
一方で評価残高は先月から小幅減少しました。含み損が先月と比べて膨らんだ関係で、利益確定分よりも含み損の影響が大きかったのが要因です。
ちなみに直近3ヶ月の損益は
・2022. 1:567,000円
・2022. 2:636,000円
・2022. 3:989,000円
の利益でした。
1ヶ月平均で50万円以上は利益が出せるようになってきています。
メインで取引しているAUD/NZDの両建て戦略が功を奏していて、また円売りについてもUSD/JPYはじめCAD、AUD、NZD/JPYなどが順調に利益を伸ばしてくれました。
3月は2月に引き続き市場を大きく動かすリスク要因があり、為替相場も株価取引も大きな変動がありました。
為替相場は特に円売りが目立ちました。
3月後半にかけてUSD/JPYで数年ぶりの125円台に突入したのをはじめ、資源国通貨であるカナダドルやオーストラリアドルなど軒並み円安方向へ動きました。
ループイフダンはレンジ相場(一定の値幅で価格が推移する相場)で威力を発揮しますが、円売り戦略を実行していたので、今回の円安は利益を大きく押し上げることになりました。
ただ今回の円安は行きすぎかとも思いますので、一旦円高方向に動いて調整してからまた徐々に円安方向にいくとみています。
そのため円売りのループイフダンに大きな変更は加えず、ループイフダンB15USD/JPYの数量を4→3へ減らして少しリスクを減らした程度です。
一方でAUD/NZD相場が直近レンジを上放れし1.09近くまで上昇しました。
両建て戦略のため相場がどちらに動いても利益は出ます。ただしレンジを抜けると両建てのポジションが偏ってくることになり、今回も売りポジションが増えて買いポジションが減っています。
そのため売りポジションが買いポジションの倍近くになっており、相場上昇により含み損が増えています。
評価残高の減少はまさにこのポジションの偏りが直接影響しています。
両建て戦略には避けては通れない現象で、相場がこのまま一方的に上昇するとかなり厳しくなりますが、AUD/NZDはレンジ相場だからこそ両建て戦略を実行しているところでもあり、1.09や1.1あたりでは上値限定になってくると思います。
新興国通貨も南アフリカランド・メキシコペソが対円で大きく上昇しました。
メキシコペソ円に関してはループイフダンを2本設定しており、3月だけで13万2千円の確定利益を出すことができました。
ループイフダンB10とB25MXN/JPYの2本です。こちらも別記事にて実績紹介していきたいと思います。
一方、トルコリラだけはこの流れについていけず円安になりませんでした。
今はほとんどトルコリラのポジションを持っておらず取引を絞っております。数年前からポジションを持ち続け損失が膨らむばかりでしたので、一旦大きく損切りした次第です。
そろそろ底値かとも思いますが、長期移動平均線が下降している限りは手を出そうと思っていません。
大統領が代わり金融政策に変更でもあれば、その時は買い時かもしれませんね。
【損切り【なし】の理由】
災害やショックがあった時はドル高・円高の傾向が強まり、
コロナショックは記憶に新しいところです。
その後、円安が進み為替は元に戻るどころか円安がさらに進み、
私が損切りしたのは豪ドル円とカナダ円でしたが、
短期の裁量取引なら損切りは必須かと思いますが、
アイネット証券の自動売買ループイフダンについて
ループイフダンは、アイネット証券が提供するFX自動売買のシステムです。
自分自身で選択した通貨ペアと値幅に沿って、レートが動いたら24時間自動で売買を繰り返すシステムになります。
ループイフダンは、投資の経験がない初心者でも始めることができます。
FX取引の利益は「安く買って高く売る」ことで発生します。ループイフダンは、この基本法則である「安く買って高く売る」を繰り返して、効率的に利益を狙っていく手法です。
アイネット証券には無料のデモ口座もありますので、実際の損益を確認してから実践に移るのもおすすめです。
詳細はアイネット証券の公式HPに解説があります
自動売買のメリット
ループイフダンのような自動売買に共通するメリットとして3点挙げられます。
・24時間自動で売買を繰り返す
・感情が排除できる
・難しい知識は不要
特に投資において重要なのは、感情に左右されないことだと考えています。
私は裁量取引で利小損大を繰り返してしまった経験があります。これは、少しでも利益が出ると待てなくなること、また損はいずれ戻るだろうと考えてしまうことが大きく影響しています。
そんなこともあり、FX取引では、ループイフダンをメインに取引することで感情の影響を排除するようにしています。
自動売買の中でアイネット証券のループイフダンをおすすめする理由
数ある自動売買システムの中で、私がアイネット証券のループイフダンをおすすめする理由は2つあります。
・1,000通貨からの少額取引が可能
・スワップポイントが高い
自動売買は1万通貨が一般的です。これに対してループイフダンは1,000通貨で稼働できるのです。このメリットは大きいです。
ちなみに、数万円程度からリスク限定でできるループイフダンがあり、実践で少し経験を積みたいという要望に対応することもできます。
無料デモ口座では高リスクで取引もできるので、まずはデモ口座で高リスクを経験し、実践は低リスクからスタート、というのもアリです。
スワップポイントとは、金利が異なる2種類の通貨の売買によって発生する2通貨間の金利差調整額のことです。
例えばメキシコペソ-日本円の場合、金利の低い通貨=日本円を売って、金利の高い通貨=メキシコペソを買った場合には、スワップポイントを受け取ることができます。
反対に金利の高い通貨を売って、金利の低い通貨を買った場合には、スワップポイントを支払うことになります。
スワップポイントは中長期になってくると影響大で、特にスワップ支払い(マイナススワップ)のループイフダンでは含み損が膨れ続けますので、十分注意が必要です。
実際に運用中のループイフダンでマイナススワップが膨れている例もありますので、改めて公開していきたいと思います。
アイネット証券・自動売買ループイフダンの設定方法
自分自身で設定する項目は、通貨ペアと売買・値幅・取引数量(最大数)と損切りの有無です。
◎一番人気通貨ペア:ドル円買の設定例
売買システム名 | 損切設定 | 数量 | 最大ポジション数 |
ループイフダンB50(USD/JPY) | なし | 1 | 5 |
最初にループイフダンの売買システムを選択します。
上記例ですと、ドル円のBUY(買:ロング)
これに取引数量、例えば1(1,000通貨)で最大数量(
50銭値幅を最大5ということは2円分の値幅をカバーすることに
相場上昇時(115円で開始した場合)
50銭ごとに新規買と決済売が発生するので、
利益は、50pips×数量1×10=500円です。
新規買 | 決済売 | 利益* | ポジション |
115円 | 115.5円 | 500円 | 1 |
115.5円 | 116円 | 500円 | 1 |
116円 | 116.5円 | 500円 | 1 |
116.5円 | 117円 | 500円 | 1 |
117円 | 117.5円 | 500円 | 1 |
*スワップポイントは考慮しておりません
相場下落時(115円で開始した場合)
50銭ごとに新規買のみが発生するので、
利益は、決済売りが発生しないのでゼロです。
新規買 | 決済売 | 利益* | ポジション |
115円 | 1 | ||
114.5円 | 2 | ||
114円 | 3 | ||
113.5円 | 4 | ||
113円 | 5(最大) |
*スワップポイントは考慮しておりません
相場は上昇と下落を繰返します。上記は一方的に動いた例です。
BUY(買)は上昇時に利益が増えます。
そのため自動売買を始めた時は利益も出ますが、含み損が大きくなる傾向があります。
自動売買ループイフダンで成功している一例を公開
稼働しているループイフダンは、メインでAUD/NZDの両建て(
裁量取引では値動きが大きく高値と安値の値幅が大きい方が利益が
儲かっている設定(値幅大きめの低リスク)
売買システム名 | 損切設定 | 数量 | 最大ポジション数 |
ループイフダンB80(AUD/NZD) | なし | 20 | 14 |
2020年12月開始 始値 1.069(2022年3月終値 1.079)
決済利益 259,976円
含み損 17,454円(2ポジション マイナススワップ分 3,384円含む)
期間中高値 1.094 安値 1.027
月別実績
年月 | 決済利益額(円) |
2021.01 | 22,289 |
2021.02 | 35,755 |
2021.03 | 22,375 |
2021.04 | 0 |
2021.05 | 25,112 |
2021.06 | 24,965 |
2021.07 | 0 |
2021.08 | 0 |
2021.09 | 24,537 |
2021.10 | 12,043 |
2021.11 | 12,432 |
2021.12 | 23,867 |
2022.01 | 21,714 |
2022.02 | 0 |
2022.03 | 34,887 |
3月の利益額は34,887円でした。
久しぶりに決済約定回数が伸びました。
3月高値 1.088 3月安値 1.058
3月始値 1.072
決済回数3回は昨年2月以来の2回目です。相場がレンジを抜けて上昇したため決済回数が増えました。
マイナススワップのうち3,000円強は昨年3月の新規ポジションで、1年間残っているとこれくらいの金額が含み損として影響します。
現在は上昇相場のため、1.09から1.1くらいまでの高値を上昇目処にみており、そのあたりで相場が反転してくれればベストかと思っています。
このループイフダンは、毎月1〜2回決済されて利益となっています。
利益額がゼロの月は相場下落時で、含み損が増加します。
1回あたりの決済利益は、レートにもよりますが12,000円〜13,000円程度です。
スワップがマイナスのため、利益額はスワップ損により減少します。
非常に低リスクの設定にもかかわらず、1年で10%
数量を1〜2で設定すれば少額投資可能です。
儲かっている設定(値幅中くらいの中リスク)
売買システム名 | 損切設定 | 数量 | 最大ポジション数 |
ループイフダンB25(USD/JPY) | なし | 3 | 90 |
2020年6月開始 始値 107.7円(2022年3月終値 121.6円)
決済利益 455,209円
含み損 23,858円(8ポジション スワップ分 214円含む)
期間中高値 125.1円 安値 102.5円
月別実績
年月 | 決済利益額(円) |
2021.01 | 14,771 |
2021.02 | 19,184 |
2021.03 | 30,836 |
2021.04 | 14,392 |
2021.05 | 14,719 |
2021.06 | 15,741 |
2021.07 | 13,512 |
2021.08 | 11,393 |
2021.09 | 15,558 |
2021.10 | 21,187 |
2021.11 | 30,179 |
2021.12 | 24,659 |
2022.01 | 20,071 |
2022.02 | 20,643 |
2022.03 | 62,769 |
3月の利益額は62,769円でした。
3月高値 125.1 3月安値 114.6
3月始値 114.9
3月の値幅は、1,050pipsほどあり、高値更新の一方的な上昇相場でした。
中リスク設定であっても値幅が非常に大きいため利益が伸びました。
このループイフダン設定以来の大相場であり、利益額も通常月の数倍となりました。
1回あたりの決済利益は、750円です。
スワップがプラスのため利益額はスワップ益により増加します。
中リスクの設定で1年25万円程度の利益が稼げます。
これらの設定の他に、30%
詳細は改めて書きたいと思います。
さらに失敗例も公開します。
ループイフダンのSTOPをいつ入れるかという悩ましい問題も失
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※ 個人の投資体験談であり、
※ 投資に関する決定は、