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【ワーホリ回想記・ミレニアムトロント】31.バハマで就職!?

 

基本的に1年間の滞在が可能なワーキングホリデー。初めてトロントの地に降り立ってから、半年ほどの月日が流れていた。

そして折り返し地点を過ぎると、先のことを考えるようになってきた。

 

私の周りでは、「もちろん日本に帰国するよ」と言う者もいれば、「カナダが気に入ったからずっと住みたい」と永住に向けて資料を取り寄せる者もいた。

 

さて、私はどうだろう。

確かにカナダに来てからというもの、日本では決して出来なかったであろう経験をいっぱいしてきた。でも大好きなラテン諸国に住む夢も捨てられない。

 

そんな中、職場の新聞社にバハマでの求人広告掲載の依頼がきた。広告を作るのは私の担当だ。

PCのソフトウェアを操作しながら、求人の内容に目を通す。要するに日本人観光客向けのツアーコンダクター募集ということらしい。

 

ものすごくツアコンになりたいというわけではないけど、最近の寒すぎるトロントでの生活に若干打ちのめされていたところでもあったので、しばらくカリブ海のもとで過ごすのも悪くないなぁと思えてくる。

別に話を聞くだけなら問題はないだろうと連絡をしてみた。感じのいい男性が応対してくれ、早速面接の日時が決定した。

 

面接日。

 

仕事が終わると、そのまま待ち合わせの場所に指定されたウェスティン・ハーバー・キャッスルのロビーへ向かった。

こんな機会は初めてなので、若干不安な気持ちもあったが、担当の人と話をしているうちにその気持ちは消えていた。思ったほど怪しくて不安定な仕事ではないらしい。

でも私にとって致命的な条件が1つあったのだ。それは早朝の仕事だということ。

早起きが大の苦手な私は、7時に起きるのもひぃひぃいっているのに、毎朝4時半には起きなくてはならないなんて想像するだけで身震いする。

 

年中忙しいわけではないらしく、オフシーズンはゆっくり過ごせるということだったけど、迷う必要はなかった。

せっかく面接の場を設けてもらったのに申し訳ないが・・・と、その場で丁重にお断りした。

 

楽園での生活の夢はあっさりと消え去ったが、気分は爽やかだった。

 

人生一度。興味があればあれこれ考えずにまずやってみる。だめなら次へ進めばいいのだ。答えはおのずと出るはずだ。

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Typical viwe of Toronto-CN tower.

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