毎日朝晩30分のヨガを続けてかれこれ5年あまりの私ですが、今回は開脚について押さえておきたいポイントを書きたいと思います。

 

今も根強い人気の開脚メソッド

数年前に大流行した開脚メソッド。今でも根強い人気があるようですね。バレリーナやダンサーのようにベターッと開脚できたらステキだなと私も思います。

ちなみにヨガに携わっている私がこれまで何度となく聞いてきたのが「体が硬くでもヨガは出来ますか?」という疑問。体が硬いとヨガは出来ないと思っている人。体の硬さがコンプレックスでヨガをやることを躊躇している人。本当にたくさんいます。自慢じゃないですが、私は体がめちゃくちゃ硬いです。もちろん開脚は出来ません。

ヨガは体を柔らかくするためだけのものでないことはわかっているものの、世間ではどうしてこんなに開脚が人気あるのか知りたくなり、ちょっと調べてみました。何やらダイエットになるとか美容効果があるとか色々なメリットも言われているそうですね。そんな中アンチ開脚論も意外にたくさんありました。

 

突然起きた股関節痛を通して感じたこと

それぞれの言い分に対し、納得する面もあればいかない面もあるので、どちらが正しいのか私には判断できかねますが、個人的に強く思うことがいくつかあるので、それについて書いてみようと思います。

股関節はとっても大事な場所です。別に開脚をしていたわけではないのですが、数年前、深夜にトイレで起きた際に襲われた股関節痛以来、鍼や整体に通いつつも完治するまで1年以上かかった私は、痛いほどそれを実感しました。

おかげさまで病院の先生に「よくそんなこと知ってるね」と感心されるくらい股関節周りに詳しくなりました。

さて、そんな私がまず思うのは、開脚はあくまでも体を鍛えることが前提にあるということです。

 

開脚のために必要なこと

バレリーナやダンサーなどは、体の柔軟性を高めるだけでなく、鍛えることも同時に行っています。だからこそ、あのようなパフォーマンスが可能になるのです。

鍛えることもなく、ただ過度なストレッチだけ行うと、かなり高い確率でいつか体を痛めます。

ヨガクラスを開催していて常々感じるのですが、よほど意識しないと人間は無理をします。前屈のポーズなどは最たる例です。それほど影響のない頑張り程度ならいいのですが、180度開脚というのは、結構なハードルの高さではないでしょうか。

もし現段階で体が硬くて開脚ができないのだとしたら、それは長い期間を経て、たくさんの根拠がある上での硬さなのです。それを股関節だけにフォーカスし、自己判断でストレッチだけで柔らかくするというのは、ものすごく危険を感じます。

おそらくプロの方に直接指導してもらうことになったら、もっと包括的に、全体の筋力をあげつつ、全体の柔軟性アップを目指すのではないかと思います。

体はつま先から頭のてっぺんまで繋がっているのです。

股関節は本当に大事な場所です。生活の質QOLに直結します。開脚を安易に始めてすぐ飽きてしまうくらいならむしろ全然いいのですが、中途半端に頑張って無理をする、ということだけは避けていただきたいなと、小さな声をあげたいと思います。