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台湾料理の裏定番「炒青菜(野菜炒め)」の世界①青菜の種類

2022.11.24更新
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なんと1位に輝いたのは台湾野菜の水蓮菜(シュエイリエンツァイ)でした。
台湾ブームもここまで来たかと感激です。

水蓮菜は炒青菜や火鍋などで使われる野菜の種類
台湾日本人会Facebookより引用サイト

水蓮菜はクセがなくてどんな料理にも使える万能食材です。
水蓮菜は野蓮(イエリェンツァイ)ともいいます。
台湾では火鍋レストランのメニューでもよく見かけます。
もちろん火鍋もいいのですが、水蓮菜のシャキシャキ感を堪能するなら野菜炒めがおすすめ。


実は台湾は野菜炒めの宝庫なんですよ。

野菜炒めは台湾で「炒青菜(ツァオチンツァイ)」といいます。


台湾人の野菜の補給は、サラダなど生野菜よりだんぜん火を通した野菜です。
炒青菜はその代表格。そして私が台湾料理で一番最初にハマったのも炒青菜でした。
またある台湾在住の日本人が、台湾で野菜炒めを頻繁に食べるようになってから便秘が解消したとも話していました。

台湾で食べられる炒青菜の種類は本当にバリエーション豊かです。
ただ、日本にはない種類の青菜があったり、日本で馴染み深いものでも中国語でわからなかったりします。


そこで今回は、炒青菜(野菜炒め)の種類について詳しくまとめたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ

  • 台湾の青菜(野菜)の種類を知りたい
  • 台湾で青菜炒めのメニュー表記に悩まずスムーズに注文したい
目次

炒青菜(野菜炒め)の種類①空心菜(コンシンツァイ)

炒青菜に使われる青菜の種類は、とにかくたくさんあります。

私が最初にハマった炒青菜は空心菜(コンシンツァイ)です。


空芯菜は今ではすっかり日本でもお馴染みの野菜になりましたが、私が台湾に行き始めた当時はまだまだ日本では珍しい野菜でした。
空芯菜のシャキシャキ感がクセになり、旅行中は毎日どころかメニューにあれば常に注文していました。
小腹が空くと、空心菜の炒青菜をおやつ代わりにしていた時もあったくらいです。
空心菜の炒青菜を前にすると、普段は物欲少なめの私も野心むきだしで夫と取り合いをしていました。

空心菜は日本でも珍しくなくなったとはいえ、割と高級野菜。外食で食べると軽く1000円はします。
でも台湾ではめちゃくちゃ庶民野菜なので、夜市などでは40元程度(約160円)で食べられます。

また台湾で食べる空心菜の方が柔らかくて食べやすくおいしいです。
栽培方法の違いか収穫タイミングの違いなのでしょうか。
日本のスーパーなどで見る空心菜より台湾で見る空心菜の方が細くて短いです。

炒青菜(野菜炒め)の種類②A菜(エーツァイ

台湾らしい青菜といえばA菜(エーツァイ)」です。


最初にメニューでA菜の名前を見た時は、まったく意味不明でした。
実はA菜は日本にもある青菜で、油麦菜といいます。あまりなじみがない名前です。私は知りませんでした。


A菜は、実物を画像で見るのが一番わかりやすいです。

逆さにするとアルファベットの「A」に似ていることから「A菜」と呼ばれるようになったのです。


A菜は台湾では庶民的な野菜なので、炒青菜の材料としても頻繁に使われています。
A菜はレタスの一種なので、味もレタス、特にロメインレタスを炒めたものに似ています。
A菜は一般のレタスより水分が少なめなので、炒めてもベチャッとせずシャキシャキ感が楽しいです。

ちなみに台湾では、レタス全般のことを「大陸妹(タールーメイ)」と呼びます。
食堂の片隅で大陸妹と書かれた段ボールを見かけることがあります。

炒青菜(野菜炒め)の種類③地瓜葉(ディーグワイエ)

地瓜菜?これまた何?という名前ですね。
地瓜は「さつまいも」の意味で、地瓜葉(菜)(ディーグワイエ・ディーグワツァイ)になると「さつまいもの葉」を指します。

夜市でよく見かける人気グルメで「地瓜球(さつまいもの揚げボール)」というのもありますね。
日本と同じく台湾でもさつまいもはとっても身近な野菜です。

さつまいもの葉はやせた土地でも栽培がしやすく栄養価が高いことから、日本では戦時中によく食べられていました。
台湾では今でもバリバリ現役の食材です。もちろん炒青菜の材料としても使われています。


味はというと、意外にクセがほとんどなく食べやすいです。
ぬるっとした食感は、つるむらさきにも通じるものがあります。

炒青菜(野菜炒め)の種類④その他の珍しい野菜

炒青菜に使われる野菜の種類はまだまだあります。

日本で珍しい青菜の種類としては、過貓(グオマオ)があります。


猫過ぎる野菜?不思議な名前ですよね。
過貓はシダ科の植物で、いわゆる山菜のようなものです。
同じシダ系の食材として、「山蘇(シャンスー)」「龍鬚菜(ロンシューツァイ)」などもあります。


地瓜葉もぬるぬるしていますが、これらのシダ系食材もぬるっとしたものが多いです。
でも味のクセはほとんどありません。それぞれの形によって食感の違いを楽しむことができます。

過貓はシダ系の野菜。ヌルヌルした特徴がある。
炒龍鬚菜   楊桃文化事業有限公司公式サイトより引用

ちなみに冒頭に書いた水蓮菜もこれらの仲間です。
水蓮菜もそうですが、シダ系の炒青菜は客家料理のレストランで見かけることが多いです。
客家グルメといえば、すり鉢で擦って飲む栄養満点の”食べるお茶”「擂茶(レイチャ)」もおいしいです。

炒青菜(野菜炒め)の種類⑤日本でも身近な野菜

もちろん日本の野菜炒めでよく使われる野菜を使った炒青菜もあります。

「高麗菜」はキャベツ、「豆芽」はもやしのことで、炒青菜としてもお馴染みの食材です。
「豆苗」はそのまま豆苗と言います。


それほどメジャーではないですが、たまにブロッコリー炒めも見かけます。

個人的には、せっかく台湾にいるのなら日本で食べれないものが良いなと思ってしまうので、これらの野菜はめったに食べません。

台湾の夜市などにある庶民的な鉄板焼き屋さんでは、炒青菜を注文すると無条件で空心菜炒めかもやし炒めになることが多いです。
日本人の感覚でいうと、空心菜炒めともやし炒めが同じ扱いだなんて信じられません。

次回は、台湾で炒青菜を食べることができる場所について書きます。

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